目次
糖尿病と汗に関する基礎知識
弊社の商品開発チームの医師監修
Q. 糖尿病と汗には何か関係があるの?
A. はい、糖尿病による汗には特徴があり、その他の合併症を予防するためにもできるだけ早く改善していくことが大切です。

なぜ、糖尿病によって汗に変化が生まれるのでしょうか?この記事では、その原因や、糖尿病による汗の特徴、対処法についてお伝えします。
糖尿病になると汗をかく原因は?
糖尿病を発症すると、汗にも変化が現れます。それには、大きく2つの原因が考えられます。
高血糖によって自律神経が乱れる
糖尿病になると、高血糖状態が続くことで様々な合併症が起こるリスクがあります。その一つに挙げられるのが「神経障害」です。神経障害は末梢神経だけでなく自律神経にも影響を及ぼし、交感神経がうまく機能しなくなることで、急な発汗、立ちくらみやめまい、胃腸の不調などを引き起こします。
つまり、糖尿と汗は血糖値によって大きな影響が及ぼされるため、合併症の進行を防ぐためにも、日頃の血糖値コントロールが重要になります。
多飲、多尿によって汗の量が増える
糖尿病を発症すると、喉の渇きを感じることが多くなります。今まで以上に飲み物を摂取するようになるので、結果として汗をかきやすくなるのです。
特に夏場であれば、暑さの影響でますます喉が渇きます。汗の量も増える傾向にあるため、服に染みができる、タオルや着替えが欠かせないなどといった変化も見られるでしょう。
こんな汗に注意!糖尿病による発汗の特徴
糖尿病の影響によって汗をかく場合、臭いやべたつきなどに特徴が見られます。普通の汗とは違う点もあるため、汗が気になるときはチェックしてみましょう。
汗が甘い・甘酸っぱい臭いがする
糖尿病を発症すると、一般的な汗とは違い、甘い汗や甘酸っぱい臭いの汗をかくようになります。この甘酸っぱい臭いの正体が、「ケトン体」です。
通常、体内に入った糖質はブドウ糖へと変わり、インスリンによって全身に取り込まれエネルギーとして使用されます。しかし、インスリンの働きが悪くしっかりと分泌できない状態になると、エネルギー源が不足し、肝臓で脂肪酸が生成されます。この脂肪酸から生まれるのが「ケトン体」です。
ケトン体は、甘酸っぱいまたは果物が腐ったような臭いがして、汗にも悪影響を与えます。体内のケトン体が多くなればなるほど、汗も臭いやすくなるのです。
汗に今までと違う甘酸っぱい臭いを感じたら、糖尿病かもしれない、もしくは糖尿病が進行しているかもと疑い、早めに医師の診察を受けましょう。
汗がベタつくようになる
糖尿病時は、汗の臭いの変化とともに、ベタつきを感じることが多くなります。ベタつく汗は糖尿病をはじめ、汗腺機能の低下などによって引き起こされます。糖尿病の人は運動不足になっているケースも多く、それが原因で汗がベタつくこともあります。
汗によって皮膚にかゆみが出る
糖尿病によって甘い汗やベタつく汗が出ると、皮膚にかゆみが生じることもあります。汗の質が関係しているのと同時に、血糖値が不安定な状態が続くことで免疫機能が低下し、肌トラブルを起こしやすくなるためです。
同様の理由から、糖尿病の人は発汗による皮膚トラブル以外にも、乾燥によるかゆみを感じることがあります。
食事中に汗をかくことが増える
糖尿病になると、汗をかくタイミングにも変化が現れます。
熱いものや辛いものを食べて汗をかくのはごく自然なことですが、糖尿病の場合は神経障害が影響していることが多いです。神経障害によって自律神経に乱れが生じると、食事の内容を問わず、食事中に汗をかくことがあります。
とくに異常な汗のかき方が見られる場合は、神経障害による影響と考えてよいでしょう。
糖尿病による汗、治療法はある?
糖尿病による発汗は、何より血糖値を正常に保つことが対策になります。汗に異変が見られたら、まずは病院へ行き、医師の診断を受けましょう。糖尿病治療では、血糖値の改善を大きな目的とし、薬物療法の他にも食事療法、運動療法などが受けられます。
また、日常生活においても血糖値コントロールを心がけることで、症状を改善できる可能性は大いにあります。ここでは、汗の不快感を取り除くために、自宅で行える対策方法をご紹介します。
血糖値のコントロール
糖尿病による発汗の改善には、日々の血糖値コントロールが肝になります。とは言え、自宅で常に血糖値を気にしながら、食事制限や運動を続けるのは大変なことですよね。
そこでおすすめしたいのが、『グルコサポート』です。
このサプリメントには、血糖値の上昇を抑え、インスリンの働きを改善する17種の有効成分を配合しています。中でも、3種のミネラルは臨床試験でも効果が実証されていて特許を取得しています。
臨床試験で実証された3つの特許成分
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これらの3成分はインスリンの働きに欠かせない重要な成分です。しかし、実際には、糖尿病・糖尿病予備軍の人の3人に2人が、亜鉛、クロムメイト、マグネシウムが不足しています。
なぜなら?糖尿病を発症すると、これらのミネラルが大量に尿から排出されてしまうからです。とくに糖尿病によって多量の汗をかく場合、汗からもミネラルがどんどん排出されてしまいます。
だからこそ、不足しがちなミネラルをしっかりと補い、インスリンの働きを改善していくことが重要です。
実際に「グルコサポート」を続けられているお客様からは、
このようなお声も届いております。
3月より糖尿病の食事療法を行なっております。
当初、血糖値275、HbA1C14.2と即入院レベルでしたので、ワラにもすがる思いでグルコサポートを購入しました。
のどの渇き、足のつりは無くなりました。 今月(6月)の検査では血糖値97、 HbA1C7.7と快方に向かっております。 当初サプリメント特有の臭いがきつく続けられるのか心配でしたが、すぐに慣れました。 これ程効果が出るとは思っておらず本当に感謝しております。 今後も続けて使用しようと定期購入に切り替え、正常値を目指したいと思います。
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グルコサポートを続けることで、糖尿病による発汗の原因である「のどの渇きがおさまり、血糖値が低下した」という嬉しいご報告もいただいております。
糖尿病による汗や高血糖を改善するには、まずはそのための土台作りが必要です。薬とは違い、副作用もありませんので、不足している栄養素を補い、インスリンの働きを回復させましょう。
食事を工夫する
血糖値をコントロールして汗を改善するためには、食事の仕方も大切です。 糖尿病の基本の食事方法としては、以下の注意点を守ることが大切です。
- 腹八分目ではなく腹七分目に
- 糖質の摂り過ぎには要注意
- 食事の時間は規則正しく、1日3食にする
- 食物繊維を積極的に摂取する
- 栄養バランスに配慮した食事を心がける
- ゆっくり噛んで食べる
日々の食事でこれらを意識して継続することで、徐々に血糖値も安定しやすくなるでしょう。
しかし、自宅で食事療法を行う際は、どうしても甘いものが食べたくなったり、友人や上司から食事のお誘いがあったりと、日々たくさんの誘惑がありますよね。
ドクターズチョイスでは、そんな糖尿病の方たちの食生活を強力にサポートする商品も取り揃えています。日々の血糖値コントロールにぜひご活用ください。
甘いものが食べたい時に!
実質糖質ゼロの天然甘味料『アルロース』
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日々の血糖値コントロールには、飲みやすいお茶もおすすめ。糖尿病専門医推奨の8つのハーブが、糖と脂肪の吸収を抑えます。ノンカフェインだから、ついつい食べ過ぎな夕食時なども、時間を気にせず、たっぷりお飲みいただけます。
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運動を取り入れる
食事療法と同時に行いたいものとしては、運動も挙げられます。糖尿病治療における運動療法では、酸素を血液中に取り込んで糖や脂肪を燃焼する有酸素運動が効果的です。
有酸素運動には、運動が苦手な人にとっても続けやすい身近なものがたくさんあります。
食後の軽いウォーキング、階段を使う、水中ウォーキングを行うなど、無理なく続けられるものを選んで、実践してみましょう。
生活習慣を見直すことも重要
生活習慣病の一つである糖尿病は、日々の生活習慣の見直しも欠かせません。上記で紹介した食事や運動以外には、どのような点に気をつけて過ごせば良いのか、見ていきましょう。
ストレスを溜めない生活を心がけよう
糖尿病による発汗には、実は気付かないうちに蓄積されているストレスも大きく関係しています。過剰なストレスは自律神経を刺激し、発汗やめまいなどの症状を引き起こしたり、インスリンの分泌を抑制したりします。
現代はストレス社会とも呼ばれていて、目に見えないストレスは、いつの間にか溜まっているもの。リラックスして過ごせる時間を作り、たまには旅行や遠出をして気分をリフレッシュさせましょう。趣味を見つけておくのも、ストレス発散におすすめです。
タバコはやめて、アルコールも適量を
タバコを吸うことで、交感神経が刺激され血糖値が上昇します。さらに体内のインスリンの働きを抑えてしまうデメリットもあるため、まさしく「百害あって一利なし」といえます。タバコを吸っている人は糖尿病にかかりやすいという統計も出ているほど、その影響は顕著です。
タバコの他には、アルコールの摂取にも注意が必要です。アルコールが体内で代謝される際に、血糖値にも影響が及びます。
アルコールにもさまざまな種類がありますが、度数が強いものやカロリーの高いものは避けて、休肝日を設けるようにしましょう。日本酒であれば1合、ビールなら中瓶1本程度を目安に、1日のアルコール摂取量を調整することで、糖尿病の予防と改善が期待できます。
定期的に健診を受けよう
糖尿病は、早期発見ができると悪化を予防できる病気なので、健診は定期的にしっかりと受けることをおすすめします。治療や生活習慣の改善を行っていく上でも、定期健診を受けておくと安心です。健診の際に、血糖値の状態や中性脂肪の量、体重など細かい部分も確認できます。それを元に医師からアドバイスを受けられるため、より早く治療や食事療法の効果が期待できるでしょう。
最近では、20代といった若い世代でも糖尿病を発症するケースが増えています。隠れ糖尿病と呼ばれるものも存在し、幅広い世代において注意すべき病気といえます。信頼できる医師が揃う病院を見つけて、定期的に健診を受けに行きましょう。
合併症の悪化も招く恐れがあるので要注意
糖尿病による汗の症状が出ている場合、他にも合併症が起きているリスクがあるため注意が必要です。ここでは、発症する恐れのある合併症を一部紹介します。
脱水症状やペットボトル症候群
糖尿病によって起きる発汗に伴い、体内の水分は減っていきます。その結果引き起こされるのが、脱水症状です。そもそも糖尿病には「喉が渇きやすい」という特徴があり、それも相まってたくさん水を飲むことで、その分、汗や尿からの排出量も増え、水分不足の状態に陥ります。
また、喉の渇きによって起こる「ペットボトル症候群」にも注意が必要です。喉が渇くからといって炭酸飲料や清涼飲料水をがぶがぶ飲んでいると、高血糖状態が続く「ペットボトル症候群」を招きます。ペットボトル症候群は、糖尿病に悪影響しか与えません。おすすめは、水かお茶です。飲み物は慎重に選ぶようにして、糖分を多く含むジュースは避けましょう。
高浸透圧高血糖症候群
高齢で糖尿病を発症している場合に注意したいのが、「高浸透圧高血糖症候群」です。急に高血糖状態に陥る特徴があり、極度の脱水症状によって意識障害を起こすこともあります。
糖尿病以外にも、肺炎や便の異常、脳梗塞や心筋梗塞などによって発症することもあります。激しい脱水を起こしている時には点滴を行う必要があり、インスリン注射で血糖値を下げるなどの治療が行われます。
神経障害によってさまざまな不調を感じるようになる
糖尿病による発汗は、神経障害によって自律神経に乱れが生じていることが大きな原因です。その症状は発汗だけに留まらず、日常生活の様々なシーンで不調を感じるようになります。
- 眠っているときに足がつる
- 手足に痺れや痛みを感じる
- 手足の先に冷えや火照りを感じる
- 小さな怪我に気づかないほど痛みに鈍くなる
- 下痢や便秘など胃腸の不調が起きる
- たちくらみやめまいが起きる
上記のように、ふとしたときに感じる不調が多くあり、糖尿病を発症した際にはこれらの神経障害としっかり向き合っていかなければいけません。
まとめ
汗は、暑さや緊張を感じたときに出やすいものです。しかし、糖尿病を発症すると、神経障害が原因で自律神経に乱れが生じ、暑さや緊張などとは無関係に異常な汗をかくことがあります。糖尿病や糖尿病予備軍の人で、異常な発汗や甘酸っぱい臭いの汗が見られたら注意しましょう。
汗の悩みを改善していくためには、血糖値をコントロールすることが何より重要です。「グルコサポート」で汗や尿から排出されてしまったミネラルを補給し、土台となるインスリンの働きを回復させていくとよいでしょう。
<画像&リンク:グルコサポート>
糖尿病が進行すると、発汗以外にもさまざまな合併症を招くリスクが高まります。病院で根本的な糖尿病の治療を行いながら、これら食事や運動などの生活習慣の見直しを図りましょう。