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血糖値が下がる原因と対処法
血糖値が高いと身体に良くないことが色々起きます。血糖値は高すぎても低すぎてダメ。低血糖のせいで昏睡に至ることもあります。
低血糖による危険な状態を回避するためにも、普段から代表的な症状を把握し、自分の低血糖発作のパターンを知ることが大切です。
血糖値が低いと
血糖値が高いと糖尿病や合併症の発病リスクが高くなります。血糖値は高いのも低すぎるのも問題です。
じわじわと進む高血糖の問題に対し、低血糖の症状は比較的突然出現するのが特徴的。最初は「少しおかしいかも」と感じるぐらいの軽い症状で済みますが、そのまま放置すると最終的に意識を失うことになりかねません。
身体から出るサインをすばやく察知し適切に対処しましょう。
低血糖で仕事に支障が出る
強い眠気、集中できないなど、度々低血糖の発作が起きるせいで仕事に支障をきたすことも珍しくありません。
仕事で必要な計算や会話のスピードも遅くなります。会社に「やる気がない」と思われる可能性も充分にあります。
また、かすみ眼の症状が出ると書類に目を通すのも一苦労。重症化するとろれつが回らず支離滅裂なことを発言、視線も定かではなくなるため、酩酊していると思われ飲酒を疑われることだってあります。
血糖値が下がるとイライラする
血糖値の問題を抱えるようになってから、人間関係も悪くなってしまうことも珍しくありません。
血糖値が低くなると不安感が強く出て精神的に病んでいるような状態になることもあり、疑心暗鬼になって変な発言をして後々後悔することも珍しくありません。
血糖値が低くなると血糖を上げるため、副腎からアドレナリンが放出されます。攻撃的になり、イライラして喧嘩になってしまうこともあります。家族や周囲に怒鳴り散らしてしまうのは、低血糖が原因の可能性があります。
子供の低血糖は後遺症が残る可能性も
低血糖の発作は、健康な人でも起こる案外身近なものです。ただ、重度の発作を繰り返すうちに、後遺症が残ってしまう可能性も否定できません。
特に乳幼児期に重い低血糖の発作が起きると、発達が障害される恐れがあると言われています。血糖値が著しく下がり昏睡状態に陥ると脳に浮腫が生じます。
治療が遅れると後遺症が残るどころか、生命が危ぶまれることもあります。いつもと違うサインに気が付いたらすぐにケアしましょう。
血糖値が下がると運転できなくなる?
深刻な低血糖の発作を繰り返すうち、無自覚性低血糖のリスクが上昇します。重い低血糖の発作が度々起こると、血糖値の降下を感知するセンサーの動きが鈍くなり、数値が相当低くならない限り、明らかな症状が出にくくなってしまいます。
予兆を自覚できないせいで血糖値が下がり続けていることに気づくことができず、思わぬ事故を起こす可能性は大いにあります。
万が一運転中や重機などを作業中に発作が起きてしまうと、自分はもちろん周りの人間の生命を奪う恐れがあります。
法律でも無自覚性低血糖の患者さんに対しては運転免許証の交付が認められていません。既に免許を持っている場合も取り消しや保留扱いになることあるので、職を失う可能性も十分にあります。
血糖値が下がるときの症状
血糖値が下がると出る症状は、段階を追ってひどくなるのが一般的です。重症になると意識を失ってしまう恐れもあるので、最悪の事態を避けるためにも症状が軽い段階で手を打つ必要があります。
頭痛や汗も血糖値が低いときの症状?
低血糖の症状は「は(腹が減り)・ひ(冷や汗)・ふ(震え)・へ(変にドキドキ)・ほ(放置しておくと意識がなくなる)」とハ行で覚えることができます。
一般的には空腹時血糖値が60 mg/dlを下回るころに異変が現れ始めます。ただし、いつも血糖値が高い方は血糖値が60 mg/dl以上あっても低血糖の症状が出ることもあります。
- 60mg/dl以下:発汗、動悸、手指の震え、熱感、不安感、悪寒、異常な空腹感、身体がだるい、冷や汗
- 50 mg/dl以下:不機嫌になる、周囲との不調和、集中困難、混乱、言葉が出ない、抑うつ、脱力感、眠気、めまい、強い疲労感、ものがぼやけて見える、(時間や場所が分からない)
- 40 mg/dl以下:嗜眠(半ば眠ったような状態で強く刺激しないと覚醒できない)
- 30 mg/dl以下:パニック、異常行動、ろれつが回らなくなる、けいれん(四肢or全身)、昏睡
低血糖の症状は大事な警告
通常、低血糖の発作が起きる時、何らかの前ぶれや症状を伴います。ただし、サインがない場合もあるので注意が必要です。
例えば何度も低血糖の発作を繰り返すうちに起こる病態である無自覚性低血糖になると、発作が起きていることを認識できません。また、寝ている間に血糖値が下がる夜間低血糖も気がつかない間に重症化しやすい“隠れ低血糖”のひとつです。
血糖値が激しく降下しているのに無症状のままで自覚できないため、発見が遅れ昏睡に至る可能性もあります。特徴的な症状がまったく出ないため、血糖値測定器で自己測定を行うしか対処法がありません。
低血糖は予防できる?
低血糖の対処方法は色々ありますが、やはり発作を起こさないことが一番です。発作の頻度が高いと外へ出るのも怖くなってしまいます。低血糖の発作を気にして引きこもり気味になる方もいらっしゃいます。
低血糖の発作を完全に予防することは簡単ではありません。しかし、自分の血糖値が低くなるパターンを把握し、どんな症状が出やすいか知っておくことで、過去のパターンと照らし合わせ、発作を事前に察知することは可能です。
運動やお酒など血糖値が下がる8つの理由
血糖値が異常に下がってしまう原因は個人差がありますので、大体のパターンを把握しておきましょう。
低血糖の発作が起こる確率が高い代表的な理由を8つピックアップしました。いくつかの要因が重なる時もあります。
- お酒薬や注射の服用方法、打つ方法を間違えてしまった(種類、服用量、時間)
- いつもより食べる時間が遅くなってしまった
- いつもより食べる量が少なかった
- いつもより運動時間が長かった(内容がハードだった)
- お酒を飲んだ
- 入浴中
- シックデイや検査の影響で食事のスタイルが変わった時(食欲の低下や絶食)
- 薬の副作用
血糖値測定器で血糖値を調べる必要がある
低血糖の症状は他の病気の症状と似ていることもあるため、自己測定を行って本当に血糖値の問題なのか確かめる必要があります。
前触れとなる症状がまったく出ない無自覚性低血糖や夜間低血糖の場合、血糖値測定器で数値を調べるしか確認の手段がありません。
血糖値が下がる他の病気も
低血糖の症状は色々あり、他の疾患で出る症状と同じようなものが多いのが特徴的です。特に自律神経失調症や更年期障害など自律神経系の他の疾患の症状と区別がつきにくいところが厄介なところです。
疾患によって適切な対処法は異なるので、血糖値が下がる原因が糖尿病のせいなのか、別の疾患のせいなのか、素早く見極める必要があります。
膵臓や自己免疫疾患、腎不全、心不全、がんなどの病気で低血糖の症状が出ることもあります。強烈な空腹感に襲われるせいで、過食症と間違えられることもあります。
低血糖の症状か確かめる方法
自覚症状が低血糖の発作なのか違う疾患の症状なのか判断するために役に立つのが、血糖値の自己測定器です。
いち早く低血糖の発作が起きていることを認識することで、軽いうちに回復することができます。重症化を予防することも可能です。
判断の目安は血糖値が60~70mg/dlあるかどうか。血糖値を測定して60mg/dl以下なら、間違いなく低血糖の症状と判断することができます。
70 mg/dlぐらいあってもそれらしい症状が出ている場合、低血糖が原因と捉えることができるので、糖分を補給しましょう。
測定を続けると自分の血糖値パターンが見えてくる
低血糖の症状は軽いものだと、何となく我慢できてしまう場合もあります。重度の発作を予防するために「低血糖かな?」と感じた時はすぐに血糖値を測定し、血糖値が下がっているかどうか、どれぐらい下がっているかどうかチェックしましょう。
例えば「寝不足の日に低血糖が起きやすい」と言うことが今までの経験から分かってきた場合、早寝早起きを心がけ、普段から睡眠時間を十分に確保するよう意識することで、発作が起きる確率をぐっと下げることができます。
よく眠れなかった日は発作を警戒しておくと、ブドウ糖や薬の準備をして備えることができます。
こまめに自己測定を行うことで、定期健診でも見過ごされがちな夜間低血糖など、隠れた血糖値の異常を見つけやすくなります。
血糖値が低いときはお茶より甘い飲み物を
自分で対応できない時に備え、周りにも血糖値の問題があることを伝えておきましょう。知り合いがいない場面でも常にIDカードを携帯し、周囲の人に協力して貰える体勢を整えておくことが大切です。
ブドウ糖なども常に持ち歩くようにしましょう。車の運転中、機械などの作業中はただちに止めて下さい。薬の影響が強い場合は医師と相談して種類や用量を調整します。
- 意識がある場合→ブドウ糖5~10g含むもの、砂糖10g、またはブドウ糖が入っているジュース150~200mlをとる。キャンデーやブドウ糖錠剤も即効性抜群。15分以内に治まらなければ再度摂取。
- 意識がない場合→糖分を家族に口に含ませて貰う。飲み込めなければ歯茎や唇に塗りつけて貰う。応急処置なのですぐに主治医に連絡、救急受診する。脳の損傷を防ぐためブドウ糖の静脈内投与やグルカゴン投与が行われます。
エイコン血糖値測定器が低血糖対策に最適な10の理由
低血糖発作を予防するためにも、無自覚低血糖を起こさないためにも、血糖値の自己測定をこまめに行い、症状が起きるサインをキャッチすることが大切です。
現在、血糖値測定器は非常に進化し、コンパクトかつ低価格化が進んでいます。中でも当社エイコンの血糖値測定器は低血糖対策のパートナーとしてもぴったりです。
エイコン血糖値測定器はセンサー代が1枚39円から
エイコンは消耗品も破格の安さ。血糖値測定器は継続して使用していくものですから、ランニングコストが重要です。エイコンならコストを減らすため測定回数を少なくする必要はありません。
注射治療が始まると低血糖を予防するためにも、病院から測定器が貸し出されます。ただし病院貸与のメーカーはセンサー代が高額なものがほとんど。
しかも保険が適用される範囲は制限があるので、はみ出した分はセンサー代が安い測定器を使うと医療費の節約になります。
低血糖リスクと隣り合わせの薬物治療中は、特に月々の医療費もかかります。消耗品の値段はメーカー選びの最重要基準のひとつです。
エイコンは初期費用が安い
無自覚性低血糖で免許剥奪にならないよう、早い段階で自己測定を始めるのが理想的です。しかし、糖尿病が軽度な時点では「予防に大金をかけたくない」というのも本音。
エイコンは本体やランセット針(100本)など最初に必要なものは初回に無料でプレゼントします。初期費用はかかりません。糖尿病予備軍の段階から気軽にトライしてください。
エイコンは低血糖対策に嬉しい機能が充実
エイコンの測定器は機能面も充実。低血糖対策に役立つ機能がたくさんあります。例えば、設定した低血糖値より低い数値が出た場合に教えてくれるHypo表示も便利な機能。高血糖はもちろん、低血糖もケアすることができます。
痛みによるストレスがない血糖値測定器
エイコンの測定器は30Gの極細ランセット針を採用し、針が刺さる深さも11段階と微調整できます。バネも痛みを軽減する構造なので、穿刺時の痛みはほぼありません。
「まじで無痛だから」という理由でエイコンにたどり着いたお客さまも大勢いらっしゃいます。採取する血液も0.4μℓと微量です。
エイコンは指以外でも測定可能
血糖値の自己測定は毎日行うため、指先でしか測定できないと、穿刺部位が重なり合ってしまうことがあります。(薬物治療中は毎食前後と就寝前の合計7回測定することもあります。)
エイコンの測定器は指以外の部位でも測定可能です。また、指先は特に痛みを感じやすいため、痛みに弱い方にも「指先以外で測れる」と好評です。
穿刺器のグリップが持ちやすい
身体に異変が出たとき、それが軽い症状でも血糖値を測定しておいた方が安心です。ただし、手指のふるえが出るのも低血糖の典型的な症状。
エイコンのグリップは指がふるえていても持ちやすいデザイン、素材が厳選されています。検査時間もたった4秒とスピーディー。
収納ポーチ付いているので携帯しやすい
低血糖の症状は外で起きることも多いので、時に外出先で自己測定を行う必要も出てきます。
エイコンの測定器はサイズもコンパクトで持ち運びやすく、最初に貰えるスターターセットには、携帯に便利な収納ポーチも入っています。
エイコンのセンサーはネットで注文可能
現在の日本の法律では、自己測定に必要なすべてのアイテムを通販で買うことはできません。国内メーカーの場合、ネット注文できるのは測定器本体と穿刺器、ランセット針のみ。
センサーはごく限られた薬局で注文、購入するルールになっています。特定の薬局を探すだけでも大変!しかも基本的にお取り寄せになるため、しばらく時間がかかります。
エイコンはアメリカの会社なので日本の法律に縛られることなく、全アイテムネット注文可能です。
エイコンは精度99%の正確性
測定器のメーカー選びで最も大事なのが測定の精度です。深刻な低血糖は生命に関わるため、特に数値の正確性が求められます。知名度の高さと精度の高さは必ずしも一致しないため、精度が80%に到達しない有名メーカーも珍しくありません。
エイコンの精度は99%。業界最安値なのに正確性も抜群、これがエイコンの魅力です。
安心感も抜群
いくら本体や消耗品が安くても、肝心の品質や耐久性に問題があるようでは安心して使うことはできません。
エイコンは第三者機関検査で全米ベスト3の品質と評価されているので、安全性が客観的に約束されています。
さらに細かいところまで丁寧に紹介している日本語の説明書もセットになっているので、海外製メーカーを使う時の不安も払拭されるでしょう。使い方の動画も配信されています。