目次
糖尿病とカンジタ症に関する基礎知識
弊社の商品開発チームの医師監修
Q. 糖尿病の方はカンジタ症にかかりやすい?
A. はい。カンジタ菌が増えやすい理由のひとつに、糖分が関係しています。糖尿病を患っている方は、日頃から体を細かくチェックして、予防や早期治療に備えましょう。
糖尿病とカンジタ症
カンジタ菌そのものは元来、ヒトの体表や消化管、女性の膣内膜に普通に生息するもので、多くの場合は特に何の影響も与えません。しかし、糖尿病の方はさまざまな理由で、カンジタ菌が多くなり、カンジタ症にかかりやすく、場合によっては重症化してしまいます。
このページでは、なぜ糖尿病の方はカンジタ症にかかりやすいのか、原因と予防について説明していきます。
糖尿病を患うとカンジタ症を併発しやすい理由
カンジタ症の症状は、特に体調不良や疲れにより免疫力が落ちた時に出やすくなります。
糖尿病をお持ちの方は、血糖値が高くなることで白血球や免疫にかかわる細胞の機能が低下し、病原菌と十分に戦えない状態になることがあります。そうなると、もともと体に生息していたカンジタ菌が増殖し、カンジタ症を引き起こしてしまいます。
カンジタ菌が増殖しやすい環境として、下記があげられます。
・ 湿っている
・ 糖分がある
・ 流れが停滞しやすい場所
カンジタ菌は英語ではYeast Infectionsと呼ばれるように、イースト菌に似た性質のため、糖分を栄養とし、温かく多湿な環境を好みます。
カンジタ菌は30度以下の温度では酵母として発育しますが、37度になると菌糸形に変化し、人間の体のさまざまな組織の中にその菌糸を侵入させ定着し、病原性を発揮します。
糖尿病とカンジタ膣炎
通常の膣の中には乳酸菌(善玉菌)がたくさんいて、普段はカンジタ菌などを寄せ付けないようになっています。しかし、糖尿病の症状による免疫力低下が原因となり、微生物のバランスが崩れると膣の中のpHが変化します。悪玉菌優位の環境となり、増殖したカンジタ菌が体に害を与えます。
また、糖尿病の特徴として、尿の糖濃度が高いことがあげられます。
通常、食事などによって血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌され、血中のブドウ糖が細胞に吸収されます。しかし糖尿病になるとインスリンの働きが悪くなり、血液に多くのブドウ糖が残ったままになってしまいます。この糖分を多く含む尿が排出されることで、デリケートゾーンに糖分を栄養とするカンジタ菌などの雑菌が繁殖しやすくなると同時に、強いかゆみが起こります。
さらに、糖尿病の新薬の中には、尿から糖を沢山排出させ、血糖を下げる作用があるものがあり、服用中の方は、特にカンジタ膣炎を起こしやすくなるともいわれています。
このように、糖尿病の方はカンジタ症にかかりやすいことから、日頃より体の変化をチェックし、カンジタ菌を増やさない環境を作るよう気を付ける必要があります。
下記は、膣内カンジタ症が発症しやすい要因といわれています。
- 月経の前後
- 運動などでの発汗時、高温多湿での蒸れ
- 体に窮屈な下着や服の着用
- 抗生物質の服用
- 石鹸での陰部の洗いすぎ
- 妊娠時
- 糖尿病(免疫抑制剤やステロイドを服用しているとき、免疫力が低下している場合)
- 不良な衛生状態
- 高温多湿の気候
- 睡眠不足
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カンジタ膣炎の予防方法
陰部を清潔に保つことが大事ですが、石鹸で洗いすぎるのもカンジタ症悪化の原因です。その理由はカンジタ菌と戦う良い菌まで洗い流し、肝心の真菌を洗い流すことができていないからです。
陰部は専用の石鹸を使い、菌に強い環境を整え衛生的に保ちましょう。
専用のソープとしてのおすすめは、臨床実験に基づき開発された、ドクターズチョイスの「ファンガソープEX」です。主要成分のティーツリーオイルが普通の石鹸では洗い流せない真菌・細菌を99.9%殺菌することが臨床実験で証明されています。
また、天然植物由来のティーツリーオイルは長期的に使うことのできない抗生物質よりも安全性が高いため、真菌・細菌性の皮膚炎に対する優れた有効成分として見直されています。
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糖尿病の方は、とくに日頃からこのような専用のボディーソープを使い、丁寧にやさしく洗いましょう。そしてきつい下着や服を着ずに、風通しの良い自然素材の下着や、ゆったりした服装を身に着けるように心がけましょう。発症してしまったら自己判断をせずにその都度、医師に相談し早めに治療しましょう。
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糖尿病と腸内カンジタ症
カンジタ菌はもともと、口腔から腸までの内臓に生息しています。
口腔については、口腔ケアや舌磨き、歯科医院での定期的なケアにより、口腔環境を整えることでカンジタ菌を抑え、発症を予防することができます。
腸内については、食事や生活習慣などによって、腸内環境を整えていく必要があります。
腸内のカンジタ菌は糖尿病の症状とも深くかかわりがあるようです。
この章では、腸内カンジタ菌と糖尿病の関係についてみていきましょう。
腸内細菌は人間が生きていく上で、非常に大切な役割を担っています。
食物繊維の消化や栄養作り(脂肪酸、ビタミンK、ビタミンB群)、そして免疫力のサポートです。
腸内環境が崩れて、これらが正常に機能しないと腸が担う栄養吸収ができず、たとえ、栄養成分のいい食事をしたとしても消化されずに終わってしまいます。また、消化不良の食事が、通常であれば病原菌を跳ね返す健康的な腸壁を傷つけてしまうのです。病原菌が侵入すると食品アレルギーなどの不調の原因となります。
腸内細菌は善玉、悪玉、境界型という3つのカテゴリーに分けられますが、それに加えてカンジタという真菌も腸内には住んでいます。
善玉菌優位であればカンジタ菌はあまり増えませんが、腸内環境が悪化するとカンジタ菌が優位になる環境になります。
カンジタ菌が増えると、色々な有害物質を産生し、倦怠感(副腎疲労)を引き起こしたり、ビタミン・ミネラル不足を起こします。
また、カンジタ菌はエネルギー源として糖質を消費するので低血糖を起こし血糖調節障害を招きます。
血糖調節障害を起こすと自律神経の乱れが起こり、イライラや落ち込みなど感情の起伏が激しくなります。
低血糖になると体が糖を欲するので甘いものが欲しくなりますが、実は腸内のカンジタ菌が脳に指令を出して甘いものを要求しているともいわれてます。
糖尿病の方で、甘いものにすぐ依存してしまう方は、もしかするとカンジタが生き延びるために脳をコントロールしている影響もあるかもしれません。普段から予防をして腸内環境をよい状態に整えておきましょう。
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腸内カンジタ菌の抑制と予防方法
腸内で増えてしまったカンジタ菌を減らすには真菌が増殖しない環境を作ることです。
まず、食事や生活習慣を改めましょう。
普段の食事において、麺類やパン、お菓子などカンジタ菌の栄養となる糖分が多い食べ物を控え、バランスの良い野菜中心の食事を心がけましょう。また、免疫力が下がるアルコールを控えることや、十分な睡眠、ストレスをためないように適度な運動を取り入れることも大切です。
以下は腸内カンジタ菌が増えやすいときとその理由です。
- 抗生物質の乱用(体を守る善玉菌を殺し、悪玉菌が増える)
- 炭水化物や甘いものの摂りすぎ(カンジタ菌の栄養になる)
- 発酵食品の摂りすぎ(カンジタ菌の栄養になる)
- アルコールの摂りすぎ(免疫力を下げる)
上記を心がけたうえで、さらにカンジタ菌と戦う栄養成分を補うと効果的です。体内の炎症を抑え、カンジタ菌の成長を妨げる成分を摂り、カンジタ菌のような真菌に負けない抵抗力をつけることが大切です。
以下は、カンジタ菌をはじめとする真菌に対し、抵抗力を上げる5大成分といわれています。
① ワームウッド;メディカルハーバリストとして有名なジェラルド・グリーン氏が、真菌治療に最も効果があると推奨するハーブ。免疫機能を高め、真菌の増殖を抑える働きに優れています。
② 黒クルミ;殺菌作用により、感染症を防ぎ、強い体作りに役立ちます。
整腸作用にも優れ、アメリカの先住民に民間療法として古くから使用されてきました。
③ オレガノ;真菌の炎症・成長を強力に抑える働きがあります。
ジョージタウン大学研究グループは、オレガノは真菌の処方薬(ナイスタチン)よりも強力だと発表しています。
④ カプリル酸;真菌研究で有名な栄養学者エリカ・ホワイト博士が、腸に感染した真菌の撃退に有効だと発表している注目の真菌対策成分。
⑤ アロエベラエキストラクト(抽出物);免疫力を高め、抗真菌、抗炎症作用により、真菌対策に働きます。
真菌を体外に排除するデトックス作用にも優れています。
ジェラルド・グリーン氏のハーバルトリートメントについて
出典 https://geraldgreenherbaltreatments.wordpress.com/エリカ・ホワイト博士について
出典 http://www.candidainfopack.com/エリカ・ホワイト博士の“Beat Candida Cookbook”については
出典 https://www.amazon.com/Erica-Whites-Beat-Candida-Cookbook/dp/0722538561
カンジタ菌のような真菌を抑えるのに最も有効といわれている上記5つの成分が配合されたサプリメントとして、ドクターズチョイスの 「ファンガクリア」が人気です。
「ファンガクリア」には、真菌を抑える成分だけでなく、真菌の予防や抵抗力の強い体をつくる以下の3つの成分も配合され、相乗効果が期待できます。
① アラビノガラクタン;腸内環境を整え、免疫力を高めることで、真菌(カビ)の感染を予防します。
② アニス種子;腸内環境を整え、真菌の感染を抑える働きが期待されます。
③ レイシマッシュルーム;免疫力を高め、抗真菌、抗炎症作用により、真菌対策に働きます。
これらの成分が、カンジタ菌に負けないための強い体作りを内側からサポートしていきます。真菌は私たちの体外、体内に常在しているため、いったん症状が治っても再発を繰り返す方が多く、根気よく戦っていかなくてはなりません。特に糖尿病の方は重症化する場合や再発防止のため、普段から細やかにチェックし、上記成分を摂り予防を心がけましょう。
ドクターズチョイス「ファンガクリア」
https://d-choice.net/products/su-dc-phngclr.html
まとめ
上記に述べたように、カンジタ菌は私たち体内に常在しているため、いったん治っても再発を繰り返す場合が多く、根気よく戦っていかなくてはなりません。
糖尿病の方の免疫力の低下や糖濃度の高い体液は、カンジタ症を併発させやすい要因のひとつです。日頃から皮膚を衛生的に保ち、腸内の環境を整えるよう心がけて、カンジタなどの真菌を増殖させない予防をしましょう。
特に腸内のカンジタ菌をコントロールすることは、低血糖が原因で引き起こされる甘いものへの欲求や自律神経の乱れ、感情の起伏などの症状の改善にも効果的です。